コンブ水の効能と作り方

コンブ水とは

 

コンブ水の飲用による健康法は既にかなり定着してきているのでご存知の人も多いかと思います。

 

もともと海藻類は、他の食物と比較するとミネラルの高い吸収率が特徴で、その中でもコンブの場合はその吸収率が約80%になるということで、更に体内のコレステロール吸収を抑制する効果もあるそうです。

 

又、がん治療の代替療法で有名になったフコイダンやアルギン酸がコンブには含まれており、これらが腸まで届いて善玉菌の栄養となってその数を増加させ腸を若返らせる等、いろいろな効果があって、総合的にも非常に優れた健康法としてコンブ水が利用されるようになっています。

 

直接昆布を食べるのもいいのですが、コンブには、前述のアルギン酸やフコイダンなどが水溶性の食物繊維であり、コンブを一晩水に漬けておくと、アルギン酸やフコイダンの約40~60%が、水の中に溶け出し、同様にカルシウムも約40%が溶け出します。

 

他にもカリウムやビタミンB群なども豊富に溶け出すということで、コンブ水ならこれらがしっかり摂れるというわけです。

 

更に、コンブにはミネラルのヨウ素や血圧を下げる特効成分ともなるアミノ酸であるラミニンも含まれていますが、これも水の中に十分溶け出ているのです。コンブ水は、どの種類のコンブからでも作ることができるので、好みで選ぶのでも構いません。