コンブ水の効能と作り方

コンブの高血糖、高コレステロールへの効果

 

コンブのアルギン酸やフコイダンは、コンブが身体に入ると水分を含んでヌルヌルした状態となるのですが、粘性も強く、いっしょに食べたコンブ以外の食べ物についても胃腸を進行する速度を穏やかにする作用があります。

 

そのため、糖分などの栄養分についても吸収速度がゆるやかになって血糖値の急上昇を抑制してくれるのです。これは血液を浄化する働きともいえます。こうして糖尿病の予防に役立つわけですが、他にも肥満防止にも役立ちます。

 

アルギン酸やフコイダンは腸内に網状組織を作る特性があるのですが、これがコレステロールを吸着し、そのまま便として排泄するという作用があるのですが、更に、コレステロールが作る胆汁酸もいっしょに吸着してくれるので、二重の働きとなり、コンブによる体内コレステロールの減少効果は高いとされています。

 

血液中での過剰に増加したコレステロールは、血管壁に付着して動脈硬化の原因となります。動脈硬化は進行すると脳卒中や心臓病になる危険が高まるので重大です。

 

しかし、コレステロールそのものが全て否定されるわけではなく、細胞膜を作ったり、ホルモンの原料になるなど重要な役割があり、あくまでもバランスの良さが求められるわけです。

 

コンブ水を採り入れた食事なら、こうした点も安心で血液も浄化されるので支持も多いということなのでしょう。