コンブ水で高血圧改善の効果
コンブに含まれるアルギン酸については血圧を下げる効果もあります。アルギン酸が体内に入る時はカリウムと結びついた状態となっているのですが、これが胃で胃酸と混ざると、単独のアルギン酸に戻り、腸に行くとこんどは血圧の上昇を促すナトリウムと結びつき、そのまま便として排泄してくれるのです。
このため余分なナトリウムが血液に入り込まなくなり、高血圧の予防に有効となるわけです。高血圧に効果があるのはアルギン酸だけではなく、カリウム、カルシウム、フコイダン、ヨウ素、ラミニン、タウリンなども降圧成分として有効です。
アルギン酸と分離したカリウムやカルシウムは、腸から体内に吸収され、ナトリウムを減少させる効果で高い血圧を下げてくれます。
フコイダンは、ヘパリンと似た性質があります。ヘパリンとは血液を固まりにくくする物質で、血液をサラサラにして血流を改善する効果があり、フコイダンも同様の作用で血圧効果に役立ちます。
ヨウ素も高血圧の改善には有効で、ヨウ素は甲状腺ホルモンのもと新陳代謝を活発にしてくれます。
その他でも、ラミニンはたんぱく質の構成成分であるアミノ酸の一種ですが、効果の早い血圧降下作用が特徴であり、タウリンは血中のコレステロールを減少させる効果があります。こうした数々のこうかをコンブ水なら簡単に効率的に摂れるというわけです。